キラキラ☆女子にはなれない

よくいるおっさん系迷走アラサー女のブログ

チヤホヤ要員体験談

にほんブログ村
参加しています。
よろしければご協力ください。






男女関係なく寂しがりやの人は多いと思う。


「常に誰かと一緒じゃないと不安」
(相手が恋人だったり友人だったり)

という人もいるし、

「自分が無価値と思われたくないから
 受け入れてくれる存在をそばへ
 置いておきたい」

という人もいるし
(根本の考えはどちらも似てるんだろうけど)。


「もう! 放っておかれたら
 拗ねちゃうんだから!
 浮気しちゃうんだから!」

「この人とは遊びなの魔が差しただけなの」


なんてのは可愛いもので、


寂しがりやをこじらせると、人肌恋しさに
セックスを求めるヤリマン・ヤリチンが
誕生するし、


「そばにいられないなら死ぬ」

なんていう病んデレもいるし。


見捨てられ不安が大きいんでしょうね。
捨てられる=自分に価値がない、と
根っこの部分で思っている。

まあこういう感情は多かれ少なかれ
誰にもあるし、誰にでも当てはまるもの
だろうし。

幼い頃はこういう不安感の強かったひとも
大人として成長していくうちにそういう
感情と折り合いを付けていったり、
そういう気持ちを受け入れてくれるパートナーに
出会ったりしながら人としてのバランスを
とっていくのだろうけど。


ちなみに私は
「一人でも生きていけるような強さは
 持っていくようにしよう!」と
心がけてはいるものの、

たくましく見えすぎるようで
男が寄り付かなくなりました。


さて、そんな私の数少ない恋愛経験の
中から、とある男性をひとりご紹介。


この人(仮にK氏とする)とは職場で
知り合った人で、私の勤める会社へ出入りする
巡回の営業マンでした。

年齢が1歳差ということと、営業マンらしく
取っ付きやすいキャラクターだったという
こともあり、顔を合わせれば会話したり
冗談を言い合ったりする程度の仲ではあった
のだが、ある日このK氏が彼女に振られたと
いう噂を小耳に挟んだ。

その時私自身も付き合ってた彼氏と別れた
ばかりだったので、K氏に「合コンしよう」
といって連絡先を交換した。


…いま考えればやめときゃよかったと思う。


あえてエピソードとして挙げてるのだから
察しのよい方は薄々感づいていらっしゃるかと
思いますが、このK氏は

「どこにでもいるけど地味にめんどくせぇ奴」
でした。


まずK氏は連絡魔であった。
なんかあれば電話かけてくるし

「今何してる!?」
「暇なんだけど」
「おーい」
「スルーしないで」
スタンプ連投…

こっちが相手してやるまで延々と
メッセージを送ってくる。


ほんとにこういうひといるんだ!
と勉強になった。


そしてK氏の誘いで飲みに行ったり
よるにドライブへ行ったり
ということもあった。

なんか妙に思わせぶりな発言が増えた。


そして聞いてみた。


「あんた私のこと好きなの?」


何事も全力直球勝負。
それがモットーだった当時の私。
勢いって怖い。


返答は、
「取引先だからそういう関係には
 なれない」


答えになってないっつーか、
あなたの態度はそうは見えなかったけど。
という言葉をぐっと飲み込んで。

特別好意があった相手でもなかったし、
ここにきて連絡魔うぜーぐらいに思って
いたので、その時はあんまり気にしなかった。
ぶっちゃけどうでもよかった。
でも合コンできなかったのは心残りだな。


その後も社内で顔を合わせたら挨拶する
くらいの関係で落ち着いた。
連絡も来なくなった。
また噂によるとK氏に新しい彼女ができたそうで。
それはそれでいいのではないかと。

その3ヵ月後くらいに、ルート営業で来社して
いたK氏から、同県内ではあるが他の営業所へ
転勤が決まったと聞かされた。

それ以前から極端に異動を嫌がっていたK氏は
新しい彼女と破局したのも相俟って非常に
落ち込んではいたけど、会社の指示に抗うことも
できず、本気で嫌そうにしながら転勤となった。

そして約一ヶ月後…
引継ぎの営業さんがルート巡回に来ることも
慣れ始めた頃、週末の夜にK氏から電話が
かかってきた。
なんぞや? と思いながら受話すると、
会社の後輩と居酒屋でいい具合に酒が回っている
状態のK氏は異様にハイテンションだった。


K「何してんのー!?」
私「家にいたけど」
K「飲んでないのー!?」
私「飲んでないけど」
K「飲もうよ! 一緒に飲みたい!」
私「こっち(異動前)へ帰ってくるなら
付き合ってやってもいい」
K「えーーーーー冷たいーーーー」
私「うるせえ早く彼女でも作れ」
K「寂しいーーーーー」
私「……」


私はそのまま通話を切った。
そして確信した。


こいつ、この私をチヤホヤ要員として扱ってやがる…!!!


※ チヤホヤ要員とは
恋人じゃない、キープにするほどでもないけど、
自分に好意を寄せているであろう相手を使って
自分の承認欲求や寂しさを埋めるためだけの便利な存在。
寂しかったりちょっと人に優しくしてほしい時に
希望通りの応対をしてくれるであろう存在。


f*ck you
いやほんとにf*ck you


思い出して腹立ってくるほどf*ck you

通話を切った直後にブロックした。
超スッキリ。

K氏のその後は知らない。

恋愛マスターゆるふわモテ子が複数の
男性からアプローチ受けてちやほや
されているのとは訳が違うんだぜ。

彼女らは
「男性からモテる=自分が魅力的である」
というのを理解し、基本的に自分の魅力を
維持する努力を惜しまない。

たとえ残念なおつむであろうと、
実際は頭の回転が速く賢いのにあえて
おバカな「フリ」ができる。
そういう「抜け」に弱い男性が多いことを
彼女たちは本能的に分かっている。

だから合コンさしすせそなんてものが
ネタになったりするわけで。

さ=さすがですね!
し=知らなかった~!
す=すごーい!
せ=センスいいね~!
そ=そうなんだ~!

ゆるふわモテ子のように
「(男に構われないと)寂しくてしんじゃうー☆」
というのがあるように、男性も表に出てきづらい
(メディアが大きく取り上げない)だけで、
「チヤホヤされたい系男子」というのも
K氏のように一定数いるのかもしれない。


K氏の何が腹立たしかったかって、
こっちにその気が一切ないのにチヤホヤ要員と
カウントされたことだよね。

例に挙げたゆるふわモテ子は、モテ子側には一切
気はないけど、モテ子をちやほやしてる男性たちは
少なくとも「相手を喜ばせたい」という好意が
ある訳で。
そこに需要と供給のスパイラルは成り立っている
わけですよ。
男性側の思いが報われるかは別として。
しかし男性ひとりが脱落したとしても、
すぐに新しい人員補給がされるからモテ子と
しては痛くもかゆくもないだろうけど。


一番いいのは、他者からの評価なしに
自我の維持ができることなんでしょうね。